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地域住民のための原子力緊急時援助隊・隊員募集

NEATR機関紙ウィズハート第9号の補足です

先日お届したウィズハート第9号の「チャレンジ”K”」の回答を掲示します。

正解は②でした。

説明は、以下の資料をご確認ください。(パスワードはいつものとおりです)

Download (PDF, 124KB)

 

また、NEATR機関紙ウィズハート第9号の特別コーナー「図解 緊急時コミュニケーション」の中で「世界が動いている リスクコミュニケーション」としてお示しした、国際原子力機関(IAEA)および米国原子力規制委員会(US NRC)の資料が、小さくて見えないというご指摘をいただきました。

以下に、その資料のURLと若干の解説を付したいと思います。

https://www-pub.iaea.org/MTCD/publications/PDF/EPR-Communcation_web.pdf

IAEA資料(2012年)の表題は、「原子力または放射線の緊急時の公衆とのコミュニケーション」であり、緊急時対応組織のPIO(公報担当者)が行うべき内容のガイダンスとなっています。また、この資料は、国際条約で履行すべきIAEAの安全要求(GSR part7)に東電福島事故等を受けて追加されたリスクコミュニケーションの具体的なマニュアルともなっています、

https://www.nrc.gov/docs/ML1104/ML110490119.pdf

US NRC資料(2011年)の表題は、「緊急時リスクコミュケーションの設定/放射線緊急時の共同発表センター(JIC)の計画」であり、NRC、州、事業者等が一元的に広報等を行うセンターにおいて、どのような準備をどう設計するか、また、よくある質問にどう対応するかなどが記載されています。この他にも「放射線リスクコミュニケーションメッセージの効果的な作成に関するメッセージ」というもあります。

なお、IAEAでは、東電福島事故を受けてリスクコミュニケーション重要性を説明する資料を数多く作成していますが、その中の1つで、米国のDr.Covello氏の資料が参考になると思います。

https://www-pub.iaea.org/iaeameetings/cn224p/Session9/Covello.pdf